梅干しができるまで
梅干しができるまで
梅の種類
紀南地方の農産物として有名なのが、「紀州梅」でもおなじみの青梅と梅干しです。ウメは古来から「百薬の長」とも言い、昨今ではアルカリ性の健康食品として感心が高まっています。「自然=健康」JA紀南の梅も豊かな自然ならではの特産物です。
紀南には小粒でかわいい「小梅」、美しいピンク色のエキスで梅酒・梅ジュースが作れる「パープルクィーン(小梅)」、梅酒用に最適な「古城梅(ごじろうめ)」、そして梅干し・梅ジュースなどの加工用に適した「南高梅(なんこううめ)」があります
梅干しができるまで
1.2月中旬頃に梅の花が満開になります。
2.寒さを警戒しながら、太陽の光と梅雨の雨で大きく育つのを待ちます。南高梅は日光で赤く色づく部分ができます。収穫は6月~7月上旬ごろ。
3.樹上で完熟すると自然落下するので、1日1回以上畑を回り、すぐに収穫(拾い集め)します。梅が傷つかないよう畑一面にネットを敷いてクッションにします。
4.収穫後すぐに梅を選別し、洗浄します
5.梅と塩をタンクに入れ漬け込みます。1週間すると梅酢があがりはじめます。
6.漬込みから約1ヶ月後。梅雨明けして晴天が続く日に土用干し(天日干し)をします。3日ほどでできあがります。
7.JA加工場で塩分を調整し調味したあと、再度選別しパックに詰められます。
8.紀州南高梅干しとして、みなさまにお届けします。