JA紀南が取り組む安全・安心対策
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![]() | ウメは古来から「百薬の長」とも言い、昨今ではアルカリ性の健康食品として関心が高まっています。 梅の花は毎年、1月~3月にかけて、早春をつげるように咲き誇ります。 そうして、実を結んだ果実はすくすくと成長し、6月には「南高梅」の収穫が始まります。 梅の収穫は朝露の降りる朝早くから大勢の人が畑に入って、活気があります。 実を傷つけないように、手でもぎ取っていく作業はとても慎重です。 朝が早いというのは、少しでも果実の傷みを少なくしようと思うからです。 |
![]() | 収穫した果実は自宅に運んで、家庭選別してからJAの選果場に出荷されます。 大半の梅は消費者の家庭で梅干しなどとして加工される訳ではなく、産地の農家で梅干しに加工されます。 梅干しづくりは、大きな漬込みタンクの中に生のウメと塩を入れ、それから約1か月の間、ゆっくり漬け込まれます。 そうして、ウメの実に十分塩がしみこんで梅酢という液が出た状態となります、7月からは漬け込みタンクから取り出して、太陽の下での天日干し作業が始まります。 天日干しは晴天の日を選び、3~4日間かけて行います。 |
![]() 近年は、健康志向から塩分を落とした低塩のものが人気があります。従来の白干しの塩分が22%あるのに対して、JA紀南独自の技術で塩分を10%以下にまで下げることができました。 | |