幻の果実「じゃばら」
"じゃばら"はユズやカボス、ダイダイの仲間の柑橘系の果実。和歌山県にある北山村でのみ昔から自生していました。名前の由来「じゃばら」は「邪(気)を払う」ところからこの名前がつけられており、北山村では昔から正月料理にかかせないものでした。 あまり出回っていない果実で「幻の柑橘」と呼ばれることも。最近花粉の季節にも注目されている果実です。※キズあり、サイズ混合となります。
まろやかな風味
ユズやカボスの仲間である「じゃばら」は、独特の香りがあり、近縁のユズと比較して果実の比重が重く、果汁が豊富で、糖度と酸度のバランスがとれた、まろやかな風味が特長です。
貯蔵性にも優れ、冷暗所で数か月保存する事も可能です。お味は、酸っぱさの後にほんのり残る苦みが特長です。この苦みと風味が後を引き、クセになります。料理の風味付けはもちろん、はちみつ漬けやマーマレードにするのもおすすめです。
じゃばらの底力
カボスや柚子の仲間のじゃばらは、フラボノイド成分の一種であるナリルチンが、香酸柑橘の中でも群を抜いた含有量を誇ります。花粉の季節に話題の果実です。